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AC-3とAACを作るための基本手順

PV3/PV4の録画ファイルから「AVIUTLだけ」を使ってx264+AC-3(MKV)とx264+ACC(MP4)を作るための共通手順です。

動画ファイルを作成するためのツール類はこちらの記事をお読みください

下記の記事はAVIUTLが「c:\aviutl」にインストールされていて、AVIUTLのプラグインディレクトリーとして「c:\aviutl\Plugins」があり、各種ツールの格納場所として「c:\aviutl\tool」があるものと仮定して記述しています。

また、何度も繰り返しになりますが、デジタルチューナーの音声出力が「AAC」の状態でPV3/PV4で録画されたファイルが必要です。お手持ちのデジタルチューナーの説明書をご確認ください。「AAC」で出力されている音声をPV3/PV4でモニタリングすると、通常の音声ではなく、耳障りなノイズがずっと続きます。


■「コマンド実行 for AviUtl」で出力を制御

賛否両論あるかもしれませんが、下記の手順を踏みます。

1.「WAV出力」でAAC音源を含んだ音声を出力
2.「AviUtl用 拡張 x264 出力 プラグイン」でRAW形式のx264とTimerecord.txtを出力
3.「コマンド実行 for AviUtl」でMKVとMP4の各種設定を選択して最終ファイルを作成

といった感じになりまして、「1.」と「2.」はMKVでもMP4でもAC-3でもAACでも、全く共通の操作です。

「3.」で初めて処理が分かれますが、各種処理は「コマンド実行 for AviUtl」に埋め込まれたコマンドがやりますので、最初にコマンドを設定してしまえば、後はテンプレート名を指定するだけで処理が進みます。

では手始めにサンプルとして、「c:\aviutl\Plugins\cmdex.txt」に下記の「:AC-3のMKV作成」で始まる行を追加してください。最後の行の先頭の「#」を外すと、加工途中で作成された各種ファイルを削除します。

:AC-3のMKV作成
c:\aviutl\tool\ext_bs "%%0.wav" "%%0.aac"
c:\aviutl\tool\faad -o "%%0temp.wav" "%%0.aac"
c:\aviutl\tool\aften "%%0temp.wav" "%%0.ac3"
cd c:\Program Files\MKVtoolnix
mkvmerge -o "%%0.mkv" --timecodes 0:"%%0.timecode.txt" "%%0.264" "%%0.ac3"
#del "%%0.wav" "%%0.aac" "%%0temp.wav" "%%0.ac3" "%%0.timecode.txt" "%%0.264"


■PV3/PV4の録画ファイルの読み込みと、編集

まずは、普通にPV3/PV4の録画ファイルをAVIUTLに読み込んで、開始フレーム、終了フレームを決めてください。


■WAV出力

「ファイル」→「WAV出力」を選択します。

表示された設定画面で、「出力ファイル名に録画ファイル名と同じ名前」を「録画ファイルと同じ場所で」指定します。つまり、「c:\video\sai.dv」とファイルを加工する場合は出力ファイル名を「sai」にし、場所は「c:\video」に指定します。

また、「オーディオ圧縮」は「PCM 48,000kHz 2ch」に必ずしてください。ここで「MP3」なんかにしていると全く意味がありません。PCM自身の設定は下記のパラメーターでOKでした。後は「保存」ボタンもしくは「バッチ登録」ボタンを押します。


■「AviUtl用 拡張 x264 出力 プラグイン」

「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張 x264 出力」を選びます。

表示された設定画面で、「出力ファイル名に録画ファイル名と同じ名前」を「録画ファイルと同じ場所で」指定します。つまり、「c:\video\sai.dv」とファイルを加工する場合は出力ファイル名を「sai」にし、場所は「c:\video」に指定します。

ファイルの種類は「RAW (*.264)」を選びます。

次に「ビデオ圧縮」ボタンを押して表示される設定画面で、「エンコードパラメーター」に「-q 20 -b 2 --level 4 --threads auto」と打ち込んで、「Timecode出力」にチェックをつけます。「自動フィールドシフトV7対応」は別の機会に説明しますので、今はチェックを外します。

「エンコードパラメーター」は動画の画質を決める大切なパラメーターなのですが、今は上記の値にしておきます。設定が終わったら「決定」ボタンを押して、「保存」ボタンもしくは「バッチ登録」ボタンを押します。


■「コマンド実行 for AviUtl」

さぁ、最後の仕上げです。

「ファイル」→「プラグイン出力」→「コマンド実行」を選びます。

表示された設定画面で、「出力ファイル名に録画ファイル名と同じ名前」+「.bat」を「録画ファイルと同じ場所で」指定します。つまり、「c:\video\sai.dv」とファイルを加工する場合は出力ファイル名を「sai.bat」にし、場所は「c:\video」に指定します。(本当はファイル名は何でもOKのようです)

次に「ビデオ圧縮」ボタンを押して、表示される画面で、先ほど追加した「AC-3のMKV作成」を選択して、「OK」ボタンを押します。初めて「コマンド実行 for AviUtl」を使う場合には「何処にテンプレートがありますか?」のメッセージが出ますので、「c:\aviutl\Plugins\cmdex.txt」を選んでください。

「保存」ボタンもしくは「バッチ登録」ボタンを押します

はい、これで、今回のサンプルでは「sai.mkv」というファイルが作成されます。

今回はx264+AC-3のMKVを作りましたが、MP4のファイルを作りたいときには、「c:\aviutl\Plugins\cmdex.txt」にその旨のコマンドを追加して、このコマンドを選択すれば、今度はMP4のファイルが作れます。

動画のエンコード品質を変えたいときには「AviUtl用 拡張 x264 出力 プラグイン」の「エンコードパラメーター」を、動画の出力コンテナ(MKVやMP4)や、音声の品質を変えたいときには「コマンド実行 for AviUtl」の「c:\aviutl\Plugins\cmdex.txt」の記述を変えるといったことになります。




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